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ファブリックから見るチューダーのこだわり

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『PELAGOS FXD CHRONO "CYCLING EDITION"』

2024年8月28日


立秋とは名ばかりの暑い日々が続いております。皆様いかがお過ごしですか。

今週は、ペラゴス FXD クロノ “サイクリング”にも採用されている、ファブリックストラップについてご紹介します。

歴史を遡ると、1950年代〜1970年代にチューダーのサブマリーナーが、フランス海軍やアメリカ海軍の支給品として採用されていたことに関係しています。
フランス海軍は通常これらの時計を金属製ブレスレットなしで発注し、代わりにファブリックストラップを装着して使用していました。
特に好んで利用されていたストラップは2種類あります。1つ目はブラックの編み込みのナイロン製ストラップ。2つ目はフランス製パラシュートを再利用し、グリーンの生地にイエローまたはレッドのラインが特徴的な手作りの弾性バンドから作られたブレスレットでした。
軍へ納品した時計がファブリックストラップを装着して使用されていることを知ったチューダーはその魅力を発見し、ブランドとしても独自に製造するようになりました。

そしてチューダーは2010年にファブリックストラップを使用した時計の販売を開始しました。

|ペラゴス FXD クロノ “サイクリング”|43mm||ブラックカーボンコンポジット製ケース||機械式自動巻ムーブメント|5年間保証||100m防水|約70時間パワーリザーブ|
|ペラゴス FXD クロノ “サイクリング”|43mm|
|ブラックカーボンコンポジット製ケース|
|機械式自動巻ムーブメント|5年間保証|
|100m防水|約70時間パワーリザーブ|

これらのファブリックストラップはフランスのサン・テティエンヌで150年以上家族経営を続けるジュリアン・フォール社によって、19世紀製の織機を用いて生み出されています。 木製の古い織機で織ることができるファブリックは、1日にわずか6m。 1mで作ることができるストラップは3本のみで、1つの機械で1日に作られる本数はわずか18本ということになります。 独自の手作業による製造工程を経てチューダーのために開発されたこのストラップは、モデルによって素材や織り方が異なり、それぞれの時計に最先端のスタイルと快適な着用感を実現しています。 そして、ペラゴス FXD クロノ “サイクリング”に採用されているストラップは他のペラゴス FXDとは異なり、サイクリングチームからの要望でピンバックルが採用されています。 自転車レース、トレーニングに特化したデザインになっていることが伝わってきますね。


いかがでしたか。
今月は、4回にわたってペラゴス FXD クロノ “サイクリング”についてご紹介しました。
チューダーでは他にもこだわりの詰まった時計がたくさんあります。
ぜひ店頭にてその歴史や、素材感をご体感ください。
心よりご来店をお待ちしております。


商品一覧はこちら:https://www.tudorboutique-by-glorious.com/collections/all

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